名場面の一つ、対・石田銀

テニスの王子様では、学校は違えど血縁関係である(兄弟とか従兄弟)登場人物が結構多いです。そうすることで初出のキャラクターの人柄解説とか必殺技の説明を既存のキャラクターにさせられるので、楽なんでしょう。と、たかはCは勝手に思っています。

リョーマの所属する青春学園には、テニスラケットを握ると性格が激変する河村と言う選手がいます(通称:タカさん)。タカさんは、一部では“青学のお荷物”と揶揄されることもあり、本人はとてもそれを気にしながら日々を過ごしています。なんと言っても、他の部員はトリッキーだったり、カウンター技だったりと多様な必殺技を打ちまくっていきますが、タカさんの必殺技は大体がパワーに因ったもの。バーニングサーブと呼ばれる高速サーブ(特に変化はしない直球)、波動球と呼ばれるフラットショット(特に変化はしない直球)、前に踏み出す力を打球に生かしたダッシュ波動球(特に変化はしない直球)と、テクニカルプレーヤーの多い青学の中では、ある意味異質なプレーヤーなのです。たかはCは結構好きなんですけどね、タカさん。

タカさんの名場面として語らずにいられないのは、四天宝寺中学3年、石田銀との名勝負。余談ですが、四天宝寺中学ってめちゃくちゃカッコイイ学校名ですね。まぁそれはおいといて。

石田銀には石田鉄(不動峰中学)という弟が居て、タカさんは過去に石田鉄との試合で、石田鉄の放つ波動球をラケットで受けた際に、手首を負傷し棄権するという一幕がありました。そこから、自ら波動球を開眼(模倣)するに至り、石田鉄の上位互換である石田銀との試合を迎えました。さて、この石田銀がまぁー中学生とは思えないほどの老け顔であり、巨躯であり、筋肉マンであるので、青学のなかでは大柄な部類のタカさんが細く見えてしまうほどの体格差が、試合開始前から見て取れます。そして、試合が進んでいくと、かの有名なセリフが飛び出すわけです。


頑張れタカさん+1 !

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「わしの波動球は108式まであるぞ」
タカさんは、前述のパワー必殺技数種を惜しげもなく披露して対抗しますが、石田銀のパワーはそれ以上であり、波動球の打ち合いではタカさんに勝ち目はありませんでした。何せ、タカさんの打てる波動球の最高は、前に踏み出す力を乗せたダッシュ波動球ですが、石田銀は108段階の強さをもつ波動球でそれを難なく打ち返していきます。ダッシュ波動球は、石田銀曰く壱式波動球と同程度なんだとか。弐式波動球、参式波動球とレベルが